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<市川喜一 著作集 第6巻 目次>

[ マタイによる御国(みくに)の福音(ふくいん) ]

          ―― 「山上の説教」講解 ――

まえがき

序 章 イエスの語録と福音 5
  第一節 語録福音書
  第二節 物語福音書
  第三節 マタイ福音書の成立

第一章 御国の福音
  第一節 イエスの福音宣教活動
  第二節 聴衆
  第三節 貧しい者

第二章 幸いの言葉
  第一節 マタイの視点と構成
  第二節 預言と知恵
  第三節 霊の貧しい者
  第四節 義に飢え渇く者
  第五節 地を継ぐ者
  第六節 憐れみ深い者
  第七節 心の清い者
  第八節 和を創り出す者
  第九節 義のために迫害される者
  第十節 「幸いの言葉」への結び
  第十一節 地の塩・世の光

第三章 律法の完成
  第一節 前置き
  第二節 しかしわたしは言う
  第三節 殺すな
  第四節 心の中での姦淫
  第五節 神の信実
  第六節 悪人に手向かうな
  第七節 敵を愛しなさい
第四章 隠れたところで
  第一節 対立勧告
  第二節 施しについて
  第三節 祈りについて
  第四節 断食について
  第五節 恩恵と報償

第五章 主の祈り
  第一節 前置きとテキスト
  第二節 「アッバ、父よ」
  第三節 御名が崇められますように
  第四節 御国が来ますように
  第五節 御心が行われますように
  第六節 明日の糧を今日
  第七節 負債と赦し
  第八節 目を覚まして

第六章 ただ神の国を求めよ
  第一節 神と富
  第二節 思い悩むな

第七章 恩恵の座への招き
  第一節 裁きと恩恵
  第二節 恵みの座

第八章 本物と偽物
  第一節 狭 い 門
  第二節 良い木と悪い木
  第三節 二つの家
  第四節 「山上の説教」の終わり

終章 「山上の説教」理解の視点

あとがき



凡 例

 1 講解に用いる福音書本文は、「聖書 新共同訳」(日本聖書協会一九八八年)を用いる。
   ただし、必要に応じて一部私訳を交えることがある。その場合は「一部私訳」と断り書きをつける。
主題となる福音書本文は楷書体を用いる。
 2 主題となる福音書本文以外の聖書引用も、「聖書 新共同訳」(日本聖書協会一九八八年)を用いる。
字体は太字明朝体を用いる。
 3 聖書の原語(ギリシア語、ヘブライ語、アラム語)は、《 》で囲まれたカタカナで表記する。
 4 段落分けは、ギリシア語テキストやRSVなど標準的な英訳聖書を参考にするが、基本的には本書独   自の判断による。
5 一段下げて小さい文字で書かれている部分は、やや立ち入った議論や解説のための注記である。
   この注記は飛ばして本文だけ読み進んでもよい。

     聖書引用 「 聖書 新共同訳 」
     ○C 共同訳聖書実行委員会 Executive Committee of The Common Bible Translation
       ○C 日本聖書協会 Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988