編集室からの便り  
 
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2016年8月10日   新刊のお知らせ
 今年の夏は猛暑日が続き、高齢者にはこの酷暑を乗り切ることが大変です。しかしこの厳しい暑さの中で、主の恵みに支えられて、ここ数年精魂を傾けてきました著作『福音と宗教』全二巻の刊行がようやく見えてきました。第一巻は今年の秋に刊行できることになり、第二巻もほぼ原稿ができかかっていますので、来年には刊行することができる見込みが立つようになりました。第一巻の普及版(ペーパーバック)は出来上がって、いつでもご注文に応じて出荷できるようになっています。その紹介とご注文については、新しい「天旅ホームページ」の「出版案内」のページをご覧ください。
 なお、保存版をご希望の方は、近いうちに保存版(ハードカバー)も刊行する予定ですので、いましばらくお待ちください。それまでは新しいホームページ上の『福音と宗教 T』で、内容をお読みいただきますようにお願いします。
 厳しい暑さがなお続きます。主の御護りのもと、ご健勝を祈ります。  市川喜一


2016年7月1日   「天旅」ホームページ 全面更新にあたって
 半年におよぶ長いご無沙汰をお詫びします。実は今年の初め不思議な御導きで、わたしの岩倉の旧宅を買って、わたしの書斎であった部屋で活動しておられる関本順氏とお会いし、氏は集会にも参加されるようになりました。氏がホームページ制作の専門家であることを知り、長年の懸案であった「天旅」ホームページの全面的更新をお願いすることにしました。六月の末にほぼ完成しましたので、七月から新しいホームページに移行します。

 新しいホームページの特色は、著作集本文に再校正と改定を経ました第2版のテキストを用いていることです。第1版を使った普及版には、刊行を急いだこともあり間違いも残りましたので、数年にわたって再校正を繰り返し、ようやく昨年に第2版をテキストに用いた保存版を刊行することができました。新しいホームページは、この第2版をテキストにしているので、保存版著作集全体をネット上に残すことになりました。もし普及版で不審な点がありましたら、ネットの文を参照して確認してくださるようにお願いします。ただ、著作各巻の章、節、見出し、注などの文字の大きさを変えて表示している部分の変更は未完成です。それを表示している古いホームページも見ることができるように残していますので、ご利用ください。著作集が膨大になりますので、新しいホームページでの完成は今年の年末ぐらいまでかかると思います。
 
 著作集本文以外は古くなり時期遅れになりましたので、この全面更新を機に削除します。関本氏作成の新しいホームページは、内容を見やすくするために多くの工夫がなされています。ヘルプを活用して便利にお使いください。リンク切れも修復されていますので、リンク先も活用して研鑽を進めてください。特に著作の刊行と販売については、この7月から新しい方法に統一しますので、新しいホームページの「出版案内」をご覧ください。
 
  なお著者は第三期の著作活動として、次著『福音と宗教』を書き進めています。その第一部は完成し、今年の秋に出版できる予定です。第二部もおそらく来年には刊行の運びになるのではと考えています。この著作の一部はすでに古いホームページで発表していますが、著作としては構想を変えて書いていますので、これまでにネット上に発表したものはいったん削除します。書籍として刊行された本文をあらためてネット上にだすことになると思います。
                                  市川喜一

 

2016年1月3日
 新しい年を迎えて、諸兄姉に主の恵みがますます豊かでありますように祈ります。昨年は主筆市川も圧迫骨折による腰痛に悩まされ、また四月には小脳出血により入院するなど、試練が多い年でした。しかし主の憐れみに支えられ、また兄姉の愛とご協力に恵まれて、「市川喜一著作集 保存版」22冊を刊行することができ、感謝の限りです。この保存版刊行のために、再校正の作業と刊行の事務的な作業に忙殺され、「天旅」ホームページの更新が十分にできず、申し訳ありませんでした。
 保存版刊行の事業も一段落して、現在は著作活動の第三期に入り、次著『福音と宗教』の執筆に励んでいます。この著作の一部の原稿は、すでにこのホームページ上にアップロードしてきましたが、著作として出版するにあたり、構想を変え、章立ても変更しています。この著作の「第一部」は今年中に出版できる予定ですが、第二部以下はいつになるか分かりません。出版できるときは、このホームページ上の「出版案内」でお知らせします。
  寒さの中、ご自愛くださり、元気でこの冬を乗りれるよう、主の御護りを祈ります。


2015年11月7日
 今回、天旅ホームページは古巣の生協インターネットに移転しました。主筆のネットへの不慣れから出た急な移転で、読者の諸氏には多くのご不便とご迷惑をおかけしたこと、お詫びいたします。このホームページを通して多くの兄姉に主筆市川の新約聖書講解に接していただけたことは嬉しいことでした。しかし、ホームページには不備な点が多く、またいつかは消え去ることを思いますと、著者としましては今年に刊行しました「市川喜一著作集保存版」という書籍の形によって、より正確で永続的な形でお手元に置いていただき、じっくりと読んでいただくことを願っています。この保存版については、ここをクリックしてください


2015年10月25日
 今回は、『福音と宗教』の第四章「キリストの福音の成立と告知」の  第二節「使徒パウロによるキリストの福音」 をアップロードします。この節は長くなりますので (上) と (下) に分けています。
 9月に「市川喜一著作集保存版」の刊行にさいしてして、ご協力のお願いを誌友各位にお送りし、また天旅ホームページに載せましたが、幸い多くの誌友のご理解とご協力を賜り、20セットを増刷しました。ご協力を心から感謝します。そのご報告につきましては、ホームページ上の「市川喜一著作集保存版刊行のお知らせ」をクリックしてご覧下さい。 
 秋も深まり、さすがに涼しくなってきました。 体調に気をつけ、お元気にお過ごしください。 



2015年9月29日
 今回は、『福音と宗教』の第四章「キリストの福音の成立と告知」の 「第一節 キリストの福音の成立と告知」 をアップロードします。今回のアップロードで、本書『福音と宗教』の「第二部 福音における神と人間」が始まります。同時に 「曙光49  信仰と愛と希望の民エクレシア」をアップロードします。
 日本列島は台風や集中豪雨、また大洪水などの災害に悩まされています。しかし、季節は確実に巡り、秋の風を感じます。諸兄姉の内に聖霊の涼風が吹き渡りますように祈ります。 



2015年8月20日
 今回は、『福音と宗教』の第三章「聖書の神・イエスの神」の 「第三節 イエスの神 ― イエスとユダヤ教」をアップロードします。この第三節のアップロードで 「第三章 聖書の神・イエスの神」 は完了します。そして第三章の完了により、本書『福音と宗教』の「第一部 宗教における神と人間」は完結します。秋から第四章のアップロードを始める予定でいますが、その第四章をもって、本書の「第二部 福音における神と人間」が始まります。しかしその完成は、もし筆者にそれを書く寿命が与えられるならば、という条件つきになり、約束はできません。誌友諸兄姉の祈りの支えをお願いする次第です。
 まだ暑さは続くようです。主の平安とご健勝を祈ります。
  

2015年7月24日
 今回は、『福音と宗教』の第三章「聖書の神・イエスの神」の 第二節「ナザレのイエスーその地上の生涯」です。
 梅雨も明け、いよいよ真夏日が続く毎日です。熱中症に気をつけてください。読者諸兄姉のご健勝を祈ります。
 


2015年7月8日
 今回から『福音と宗教』の第三章「聖書の神・イエスの神」をアップロードします。今回は第一節の「聖書の神」です。これはイエスの時代の宗教であるユダヤ教とはどういう宗教であるかの概略を述べて、ユダヤ教の中でその霊性を形成されたイエスを理解する背景を見るものです。
 蒸し暑い梅雨の日が続きます。読者諸兄姉のご健勝を祈ります。



2015年4月29日
 今回は、 「曙光48」をアップロードします。今回も注をつけました。必要に応じて参照してください。曙光104から107の四編は「働きとしての神 ― 断章四編」という名称をつけました。わたしの神観の基本的な、そして極めて短い形に要約したものとして重要なものになりますので、やや詳しい注をつけて、皆様に提示することにしました。注を参考にして、じっくりと読んでいただければ幸いに存じます。今後の「曙光」には注をつけないつもりです。
 なお前回の「編集室からの便り」で、第三章「日本の宗教史と福音」は、原稿の準備にまだしばらく年月かかるので後回しにして、来月から、第二部「福音における神と人間」に入り、第四章になる「聖書の神・イエスの神」を順次アップロードする予定、と書きましたが、予定と構想を変更して、次回から第三章として「聖書の神・イエスの神」を順次アップロードすることにします。この章を第一部に入れるか、または第二部に入れるかは問題になりますが、この問題は後に本文中で述べることにして、当分は第一部に入れてアップロードします。「日本の宗教史と福音」は、 ― 神がそれを書く体力と日時を筆者に与えてくださるならば ― おそらく第三部として最後にアップロードすることになると思います。ご了承くださいますようにお願いします。


2015年3月30日
 今回は、現在執筆中の「福音と宗教」の 第二章 第7節の後半 「宗教の多元化と世俗化 ― 現代の宗教問題」(下) をアップロードします。この第七節はこの著作の第一章と第二章全体の結論をなし、著者の宗教問題に対する主張を提示する部分になります。今回のアップロードで現在執筆中の「福音と宗教」の 第二章「宗教の神学」が完結します。第三章「日本の宗教史と福音」は、原稿の準備にまだしばらく年月かかりますので、アップロードはしばらくお待ちください。来月から、第二部「福音における神と人間」に入り、第四章になる「聖書の神・イエスの神」を順次アップロードする予定です。
 同時に 「曙光47」をアップロードします。今回も注をつけました。必要に応じて参照してください。
 主の十字架の苦難に想いを潜め、復活の栄光を賛美するこの受難・復活節の季節に、御霊の豊かな祝福を祈り上げます。 



2015年3月20日
 今回は、現在執筆中の「福音と宗教」の 第2章 第7節の前半 「宗教の多元化と世俗化 ― 現代の宗教問題」(上)をアップロードします。この第七節はこの著作の第一章と第二章全体の結論をなし、著者の宗教問題に対する主張を提示する部分になります。この第七節もかなり長くなりますので、上と下の二回に分けてアップロードします。
 同時に 「曙光46」 をアップロードします。今回も注をつけました。必要に応じて参照してください。
 すぐ春分の日を迎え、やがて復活節の季節が来ます。この喜ばしい陽光の季節に、誌友諸兄姉の上に主の祝福が豊かにありますように祈ります。


2015年2月15日
 今回は、現在執筆中の「福音と宗教」の 第2章 第6節の後半を 「宗教の将来 ― ティリッヒ(下)」としてアップロードします。このティリッヒの節は長くなりましたので、二つに分け、前回に前半を(上)としてアップロードしましたが、今回は後半を(下)としてアップロードすることになります。
 なお同時に、「曙光45」 をアップロードします。今年は神についての短文を続ける予定ですが、本文だけではあまりにも凝縮しすぎて意を尽くしませんので注をつけました。注は解説する単語や文の後尾に *印と数字で示しています。本文だけを読まれてもよいのですが、もう少し詳しく知りたいと感じられるときは、注を参照してください。


2015年1月22日
 今回は、現在執筆中の「福音と宗教」の 第2章第6節 「宗教の将来 ― ティリッヒ」の前半をアップロードします。このティリッヒの節は長くなりましたので、二つに分け、今回は前半を(上)としてアップロードします。後半は次回に(下)としてアップロードします。
 新しい年に、主の御祝福と誌友諸兄姉のご健勝をいのります。 



2014年12月22日
 今回は、現在執筆中の「福音と宗教」の 第2章第5節 「無名のキリスト者 ― ラーナーとカトリック教会」 をアップロードします。「曙光」は12月21日の集会でしましたクリスマス福音講話を要約した短文「キリストであるイエス」を「曙光44」としてアップロードします。
 年末の慌ただしい時に総選挙が行われ、安倍総理が率いる自公連立政権が勝利を収め、この政権が継続されることになりました。アベノミックスと呼ばれる経済政策が争点とされ、それが承認されたとして、その陰で日本の将来にとってさらに重要な集団自衛権と原発再稼働の問題に対する政権の方向が承認されたものとされて、その方向に進むことが懸念されます。三分の二を超える議席をえた安部政権が憲法改正に向かって勢いづいていることが、さらに大きな懸念となります。
  クリスマスの季節を迎えています。主イエス・キリストへの賛美が深められ、聖霊の御働きが豊かにありますように祈ります。また、新しい年が
主の恵みと希望に満ちたものになりますように祈ります。



2014年11月30日
  今回は、現在執筆中の「福音と宗教」の 第2章第4節  「『宗教とキリスト教信仰』 ― クレーマーにおける宗教の神学」 をアップロードします。「曙光」は、「主の祈り」についての二回分を一緒にアップロードします。
  なお、11月29日は筆者(市川)の84歳の誕生日になります。それでこの日を期して、これまでに蓄積してきた所感文を集め、第一期と第二期の著作集の殿(しんがり)として、 「続・聖書百話」 を刊行する運びとなりました。書名をクリックして出版案内のページにお入りください。
 美しい紅葉の季節も過ぎ、厳しい冬を迎えようとしています。主にあってご健勝を祈り上げます。
 


2014年10月30日
  今回は、現在執筆中の「福音と宗教」の 第2章第3節 第三節 「成人した世界」 ― ボンヘッファーにおける宗教 をアップロードします。前回のアップロードから二ヶ月経ちました。体力の衰えからか、執筆が遅れます。問題の巨大さの前にたじろぐ思いがしますが、期限(書けなる時)までに完成できるように祈りながら、遅い筆を励ましています。
 御嶽山が噴火して多くの死者がでました。ハワイでは火山の溶岩流が地上のすべてを焼き尽くしながら村に迫っています。自然への恐れが神への畏れとなり、世俗への埋没への警鐘となりますように願います。


2014年8月26日
  今回は、現在執筆中の「福音と宗教」の 第2章第2節  「不信仰としての宗教」  ― バルト  をアップロードします。同時に曙光39をアップロードしました。曙光のアップロードはやや不規則ですが、月に2編のアップロードを続けたいと願っています。
 今年の8月は雨が多く、とくに局地的な豪雨で、広島などに大規模な土砂災害が多発しています。天は荒れ、地は崩れています。この異常な出来事が、限度を知らない人間の欲望に対する警鐘として聴き取られるように祈ります。
 


2014年7月28日
  今回は、現在執筆中の「福音と宗教」の 第2章第1節  「『キリスト教の絶対性と宗教史』 ― トレルチ」 をアップロードします。 「福音と宗教」は第二章「宗教の神学」の執筆中ですが、出来たものから一節ずつアップロードしていく予定です。
 今年の7月は、猛烈な台風が来たり、記録的な猛暑の日が続くなど、異常気象の様相です。まだこれからも暑い日々が続きますが、ご健勝を祈ります。


2014年6月30日
  今回は、「曙光35 墓の前で」をアップロードします。これは、5月14日に木内正一兄弟の納骨式にさいして、その墓前でなされました信仰証言の要約です。木内兄は今年の1月23日に急逝され、26日に告別式を司式しましたが、家族だけの内輪で見送りたいとのご遺族の希望でしたので、お知らせはしませんでした。しかし、納骨式には知友の方も多く集まられたので、その前でした証言を曙光にまとめ、わたしたちの信仰の証しとしてここに掲載します。


2014年6月8日
  今回は、現在執筆中の「福音と宗教」第1章の 「結び 問題の所在 ― 宗教と諸宗教」 をアップロードします。「曙光」はできたものから順序アップロードしています。
  京都は例年よりも早く6月4日に梅雨入りしました。皆様の地域はいかがでしょうか。ご健勝を祈ります。


2014年4月29日
  今回は、現在執筆中の「福音と宗教」第1章の 第5節 「ヒエロファニーの宗教学 ― エリアーデ」 をアップロードします。青葉の季節を迎え、爽快な新緑の鴨川堤防を散歩して、日々元気に執筆と集会活動を続けています。御健勝を祈ります。

2014年3月14日
  3月も半ばになり、ようやく春の兆しを感じる候となりました。お元気にお過ごしでしょうか。今回は 「曙光28」 と 現在執筆中の「福音と宗教」第1章の 第4節「宗教現象学 ― レーウ」 をアップロードします。
  まもなく、主の十字架の御苦難に思いを深め、御復活の栄光を賛美する季節が来ます。その日々に主の恵みが豊かにありますように祈りあげます。

2014年2月14日
  2月に入り、厳しい寒さの日が多くなり、今日は太平洋岸の地方も大雪となり、京都も数センチの積雪となっています。その中で、主の恵みに支えられて健康を守られ、執筆に励んでいます。また、見知らぬ読者から共感のお便りをいただき、大いに励まされています。
 今回は、「曙光27」と、現在執筆中の「福音と宗教」第1章の 第2節「『聖なるもの』 ― オットー」 と 第3節「『神信仰の生成』 ― ゼーデルブロム」の2編をアップロードします。
 読者の方々の上に主の平安と恵みを祈り上げます。


2014年1月18日
  遅ればせながら新年のご挨拶を送ります。新しい年が皆様にとって主の平安と恵みが豊かな年でありますように祈り上げます。

 2012年末に「天旅」誌を終刊とし、昨年2013年は月2回のペースで「曙光」を書き、それをホームページにアップロードするだけでした。「天旅」誌終刊後は、以前の誌友の方々との触れ合いは「天旅」ホームページだけになりましたので、今年からこのホームページを「天旅」誌に代わる触れ合いの場として充実、維持していきたいと願っています。さし当たっては、月2回の「曙光」と、現在執筆中の「福音と宗教」の一節ずつをアップロードしていこうと考えています。ただ「福音と宗教」は試案の段階で、著作として刊行するときには変更することもあります。感想や批判を寄せていただければ感謝です。

 年末年始の慌ただしさの中で、しばらく更新の作業ができませんでした。今回は「曙光25」「曙光26」の2編と、「福音と宗教」の一節「近代における宗教学の開始と進展」をアップロードいたします。


2013年11月10日
  先の 便りで申し上げました、第三期の最初の著述として現在執筆中の 『福音と宗教』「序章  福音と諸宗教の遭遇」をアップロードします。批判とか感想をお寄せいただければ幸いです。
 つい先ほどまで暑さを耐えていたのに、すでに木枯らしが吹き、冬の足音が迫っています。今年は秋が短く、季節が足早に過ぎていきます。すぐ年末を迎えます。ご健勝を祈ります。

2013年9月7日
  残暑の日々、いかがお過ごしでしょうか。連日続いた猛暑もようやく過ぎ去り、この記録的な猛暑の夏を乗り切れたことを恵みとして感謝しています。現在、著作集第三期の最初の著述として、「福音と宗教」を構想し、少しずつ執筆していますが、いつ完成するかわかりません。それで、出来たものから一節ずつホームページにアップロードして、読者諸賢のご批評を仰ぎ、最終稿への参考にさせていただきたいと考えています。近日中にアップロードを始めたいと願っています。
 なお、曙光の新しい稿のアップロードは、いちいちこの「編集者からの頼り」でお知らせしませんでしたので、ホームページ上では新しい稿が出たのかどうかが分かりませんでした。それで今回からホームページ上の「曙光」の項に、新しくアップロードした曙光のナンバーと題名を載せて、あたらしい稿がアップロードされたことをお知らせすることにしました。
  主の平安と祝福を祈り上げます。

2013年8月12日
 前回のお便りから四ヶ月、ご無沙汰しまおうやくした。 「天旅」誌終刊と新約聖書講解完結にともなう天旅ホームページの再構築や出版事業の整理、第三期著作集の構想など、やっと一段落したところです。現在、第三期の最初の著作を書き始めていますが、何年かかるか分かりません。最近インターネットに 「市川喜一氏の新約聖書講解完結を喜ぶ」 というブログ投稿がありました。お名前が分かりませんが、誌友のお一人として「誌友のページ」に掲載させていただきました。
  京都も猛暑日が続く毎日です。お変わりはございませんか。主の恵みの中で、ご健康が支えられますように祈ります。 

2013年3月23日

 今回は ルカ福音書講解24となる「ルカの誕生物語」 をアップロードします。最後に残した誕生物語をアップロードするこによって、「ルカ福音書講解」を完了することになります。同時に「市川喜一著作集」の新約聖書の講解をすべて完了することになります。今後は、この新約聖書講解で得られた福音理解に基づいて、宗教世界におけるキリスト信仰の意義を考察する論稿をまとめたいと願っています。


2013年3月3日

 今回は 「ルカ福音書講解」 の 「第23章 イエスの復活」 をアップロードします。これでルカ福音書の本体部(3〜24章)の講解は完了し、最後に回した「ルカの誕生物語」(1〜2章)を残すだけになりました。これも原稿は出来ていますので、近日中にアップロードできる見込みです。
  なお、昨年「キリスト信仰の諸相」の第一部第二講「霊なるキリスト」がリンク切れになっているとのご指摘がありましたが、原因が分からず、修正できないままになっていました。今回ようやく原因を発見、修正して、リンクが回復しましたので、ご報告します。


2013年2月13日

 今回は 「ルカ福音書講解」 の 「第22章  十字架刑の判決と執行」 をアップロードします。短文集 「曙光」 はこの手紙でいちいちお知らせしませんが、毎月第一日曜日と第三日曜日にアップロードすることにしていますので、ホームページ上の 「曙光」 をクリックして最新のものをご覧ください。バックナンバーは「市川喜一著作集」 →「第1巻 聖書の小窓」からお入りください。

 

2013年1月16日

 今回は 「ルカ福音書講解」 の 「第21章  逮捕と裁判」 をアップロードします。昨年は著者の新約聖書研究の集成となる 「福音の史的展開」 の完成に集中しましたので、「ルカ福音書講解」は遅れていました。今年はルカ福音書に集中して、残りの三章のアップロードを春頃までに完了したいと願っています。

 

2013年1月6日

 新年、おめでとうございます。定期刊行誌としての「天旅」は昨年末で終刊としましたが、インターネット上のホームページ「天旅」は、新年からますます充実させていきたいと願っています。「天旅」誌終刊に伴い、巻頭言はなくなりましたので、それに代わり、聖書の一句についての短文集「曙光」を掲載することにしました。「曙光」は、広辞苑によると、「夜明けのひかり」ですが、「暗黒の中にわずかに現れはじめる明るいきざし。前途に望みが出はじめたことにいう」ともあります。この証言的短文が、「光芒一閃、闇を切り裂く」ことを願い、新年度からアップロードします。月二編くらいのペースを予定しています。ホームページ上の 「曙光」 をクリックすると、最新の編が出ます。バックナンバーは「市川喜一著作集」 →「第1巻 聖書の小窓」からお入りください。そこに「曙光」各編の目次の下部に、2012年までの天旅誌「巻頭言」も残してありますので、折に触れてごらんください。

 

2012年12月7日

  福音誌「天旅」は、12月1日発行の2012年4号をもって終刊としましたので、終刊号に載せた 「終刊の辞」 をアップロードします。そこに述べましたように、これで著作活動を止めるのではなく、第三期として継続し、これからはネット上の活動を充実させたいと願っています。 なお、終刊号の巻頭言 「絶対主体としての神」 も同時にアップロードしました。

 

2012年12月5日

    今回は、「福音の史的展開U」の 「終章 キリストの福音からキリスト教へ」の 第2節「キリスト教を相対化する福音」 をアップロードします。これで「福音の史的展開」の全章のアップロードが完了したことになります。この機会に、書籍版に導入部として置かれている二つの序論と用語解説を付け加えました。詳しくは、 「福音の史的展開・目次」 のページをごらんください。また、本著作に寄せられた水垣渉氏の 書評「福音の史的展開」 をアップロードします。「福音の史的展開」はTとUを合わせると、書籍版では1270頁の大冊になり、読み通すことは容易ではありません。水垣渉氏の書評は、この大冊を簡潔に紹介してくださっていますので、これを先に読まれるのがよいかと思います。なお、この著作を書籍版で購入を希望される方は、 「出版案内」 のページをごらんください。